中学受験の現状

中学受験どころか、小学校からお受験があるご時世ですが、この傾向は都市部に顕著にみられます。何故なら、私立中学は大都市圏に数多く存在しますが、地方にあっては稀なのです。そのため地方では市立、もしくは町立の中学校に進学します。地
方の場合中学校の数が小学校に比べて少ない傾向にあるため、複数の小学校から一つの中学に進学することになるのです。そのため学校までの距離が長くなります。また、クラスの数が多くなり、教師の生徒対応はその分希薄になるのは否めません。

近年、中学から私立へ進学させるケースが急増し、地元の公立中学に生徒が集まらないという問題が生じています。このままでは地域の学校教育が成り立たなくなるという危機的状況にある地域も少なくないのです。

もし地方に中高一貫校が急増した場合、最悪の場合地域の公立中学が閉鎖されてしまう可能性も考えられますが、現実は急激な変化を望まない傾向にあります。
むしろ一貫校に生徒が集まらず閉校となったケースも少なからずあり、まだ不安定な状態と言えます。実際に卒業生の大学進学率の実績を出すまでに時間がかかるため、中高一貫校に進学するよりも、私立中学を受験する方を選択する生徒が多いのです。