大学受験の現状

かつての学歴社会は脱したとは言え、いまだに東大や京大、慶応大学などの有名国立大学出身者は就職に有利であることは変わりません。受験戦争を打ち勝って来た事実は、山ほどの資格を持っているよりも貴重な肩書なのです。
だから、中学から、場合によっては小学生の時から塾にも通い、大学合格を目指して勉強をし続けるのです。思春期の貴重な時間を勉強に費やし、心の余裕をなくし追い詰められるこの現状が良い事とは言い切れません。

そのため、高校受験をスルーする中高一貫校が注目されているのです。より豊かな青春時代を生きるために、学問の有り方を見つめ直し、塾や予備校に通う事なく、目指す大学受験を突破する確かな学力を身に着けることが6年間一貫校の目的です。

大学受験は、今後学歴よりも社会での即戦力を重視されるようになれば、学歴よりも職業訓練の資格が優先される可能性はありますが、今は四年制大学卒という肩書は一流企業への就職への必須条件となっています。
大学進学に関しては、都市部と地方で大きな価値観の相違はなく、学力の高い受験者の希望大学は国立大学が上位となっています。中高一貫校はコンセプトとしては塾や予備校は不要としていますが、実際には大学受験に向けて塾に通う生徒が多いのが現状です。